星野源さんの約6年半ぶりとなるアルバム『Gen』が2025年5月14日に発売され、ファンの間では大きな話題となっています。そんななか、街に出現した“とある広告”がSNS上で賛否を呼んでいます。
とくに注目されているのが、地域の公共掲示板に掲示された広告。
「街に溶け込んでて素敵!」という声もあれば、「それって違反じゃないの?」といった声もあり、ちょっとしたプチ炎上状態となっています。
この記事では、広告の実際のビジュアルや掲示場所の実情、SNSでのリアルな声を画像付きでまとめてご紹介します。
今回の騒動、なにが起こった?
星野源さんの新アルバム『Gen』のプロモーションとして展開された今回の広告企画。街の風景に溶け込むような広告デザインは、「オシャレ」「遊び心があって好き」といった好意的な声が多く寄せられました。
一方で、広告が掲示された場所の一部が公共掲示板”だったことから、
「企業広告を掲示するのはアリなのか?」という声も。SNS上では賛否が飛び交い、静かに注目を集めていきました。
そんな中、実際に掲示された現地を訪れて撮影し、SNSに投稿する人も続出。
リアルなユーザーの投稿が、さらに拡散を加速させる形となりました。
ちょwwww町内会のお知らせかと思ったら星野源の広告じゃんwwこんなことしていいのwwww #まちのGenポスター #Gen pic.twitter.com/fwJFENI59q
— 縦しんば (@yoyoshinba) May 21, 2025
「え、こんなに種類あるの⁉」と驚く人も現れ、SNSでは広告の一覧を紹介するまとめ投稿も人気に。
星野源の広告、街に溶け込みすぎワロタ
#まちのGen看板 pic.twitter.com/Wb3uZwCNOV
— 腹筋= абс (@iwannaseemyabs) May 21, 2025
話題の広告はこんな内容【画像あり】
街中のあちこちに掲示された“星野源広告”は、どれも思わず立ち止まりたくなるデザインばかり。実際に投稿された写真とともに、タイプ別にご紹介します。
公共掲示板ポスター
引用:X
「星野源さんの曲を聴いて たのしく踊りませんか♪」という文字と、柔らかい配色が印象的。子どもでも読めるようにふりがな付きの優しい設計も話題に。
銭湯の鏡ステッカー
引用:X
東京都内の銭湯に掲示されたステッカー型の広告。鏡にさりげなく貼られた演出がかわいくて話題に。この広告を見たさに銭湯に訪れる人いそう。
レトロ看板風ポスター
引用:X
まるで昭和時代からあったかのようなレトロ加工が施された広告。大阪市や東京都内の商店街で発見報告が多数。デザインへのこだわりが光る一枚。
広告はどこに掲示された?掲載場所まとめ
星野源さんのアルバム『Gen』広告は、全国各地の公共掲示板や銭湯、街角の看板などに掲示されています。広告会社バーグハンバーグバーグによる公式ポストでは、実際の掲示場所がいくつか明示されており、SNSではその場所を訪れるファンも出てきています。
以下、現時点で確認されている掲示場所をまとめました。
📋 掲示板ポスター
☑️東京都品川区:戸越銀座商店街「ほっとすぽっと」入り口
☑️神奈川県横浜市鶴見中央:横浜市公共掲示板(中区34-36-17)
🕐 掲載期間:2025年5月21日〜6月18日予定(予告なく終了する場合もあり)
※ただし横浜市公共掲示板は掲載期間が開始より1週間未満なのでご注意!
🛁 銭湯のステッカー広告
☑️東京都品川区:金春湯(小山3-18-8)
☑️東京都目黒区:すえひろ湯(大井1-42-4)
🕐 掲載期間:2025年5月21日〜6月23日予定(予告なく終了する場合あり)
※広告について施設へのお問い合わせはNG
※浴室内のため写真撮影はNG
🪧 レトロ風街角看板
☑️東京都品川区:平塚2-18-7
☑️大阪府大阪市北区:小松原町4-6 加納ビル1F
🕐 掲載期間:2025年5月21日〜6月18日予定(予告なく終了する場合あり)
※広告についてビル所有者様へのお問い合わせはNG
問題視された“公共掲示板”とは?
いちばん議論を呼んだのが、公共掲示板に掲示されていた広告。とくに「自治体が整備する掲示板に企業広告ってアリなの?」という声が続出。
女性自身が横浜市に確認したところ、担当者は次のように説明しています👇
規定というのは以下の7項目になります👇
- 公職選挙法等、他の法令に違反するもの
- 劇場、映画館等の常設興行の営業用ポスター
- 人の名誉を毀損し、侮辱するおそれのあるもの
- わいせつな内容を表示しているもの
- 明白に虚偽の内容を表示しているもの
- 原則として同一内容又は同一利用者が継続して掲示するもの
- 横浜市屋外広告物条例で適用除外とされているもの
もちろん星野源さんの広告はこれらにはあたらず、横浜市の見解としても「規定をクリアしている」と明言されています🫡
SNSでの反応は?肯定派・否定派・中立派それぞれの声
X(旧Twitter)では、広告内容や掲示手法をめぐってさまざまな声が投稿されています。好意的な意見から厳しい意見まで、リアルな声をピックアップしてご紹介します。
肯定派「こういう発想好き」「街に馴染んでて素敵」
「街の風景の中に自然に溶け込んでる感じがいい。源さんっぽい世界観」
「広告というよりアート。掲示板の使い方としても面白い発想!」
星野源、わりと辺鄙な横浜市(しかも駅から遠い)にアルバムの広告出すのやばい笑
オモコロの人たち何してんの笑🥹🩷 pic.twitter.com/49dNZLiEuH
— 幸あれ (@toroke_chau) May 21, 2025
公民館チラシっぽいのがまたいい!という好印象な意見も多いようです。
星野源さんの街中広告おもしろくて好き…
チラシの1番上の「曲を聴いてたのしくおどりませんか」って、まさに「星野源」と公民館チラシっぽい文言がオーバーラップしてる。
そうよね〜公民館とかにいる老若男女みんなに聴いて踊ってほしいなー— コアリクイ (@poncanpon) May 22, 2025

星野源さんが持つほのぼの感と
広告のエモさがぴったりなんよ
否定派「公共の場で企業広告ってどうなん?」
「公共の掲示板に商業広告…違和感ある」
「広告会社のコレ好きでしょ?的なノリが垣間見えて無理」
星野源の広告が地域の掲示板に貼られてるの、普通にローカルに大資本-広告代理店が侵入してくる最悪の入り口になりそうで嫌すぎる
— 高島鈴🏴 (@mjqag) May 21, 2025
都議選の選挙ポスターと近いものを感じるといった指摘の声もありました。
星野源のあれ、「ネットでバズって莫大な広告効果を上げる」ために掲載無料の公共掲示板を使うのはだめだろと思う 規約違反はしてないというより、そんな使い方を想定してない規約を広告打ってる側がハックしてるというのが正しい 悪質性に差はあるけど都議選の選挙ポスターと方向性としては同じだよ
— 桐子/nico🍉 (@pristinekiri) May 24, 2025
中立派「ルールに従ってるなら問題ない」「でもややこしい」
「規約見たらOKっぽいけど、こういうのは説明必要かも」
「源さんが悪いんじゃないけど、これがアリになると他もやりだしそう」
星野源×オモコロの広告、問題は後続が出てきちゃうかどうかなんだよな……
— 温泉マーク(オートチューンがかかるゆるキャラです) (@ngo750750750) May 24, 2025
あと、今回の広告について「受け取り側によって反応が全然違うことに驚いた」という指摘も多くみられました。
星野源の街広告問題の人と話して
根本がだいぶ違う考えだということがわかった。
シャレですよシャレっていうのが全く通じない、通じない世の中になってるなと思った
そういうクソ真面目みたいな人がホワイト社会を作ってる現実— のりしお (@norinorio02) May 24, 2025
✒️SNS全体では肯定的な声が多い印象でしたが、まさに賛否両論、活発な議論が展開されることとなりました。
(この部分も含めて、マーケティングの狙いでは?と指摘する声もあり🤔)
まとめ|“広告のあり方”を考えさせられた星野源プロモ
街に溶け込むスタイルで注目された星野源さんの広告ですが、場所によっては「公共性」「規則」「商業性」の境界が曖昧になる難しさも浮き彫りに。
最終的には自治体の見解により「違反ではない」とされましたが、
広告の影響力や掲示のルールについて、今後さらに明確化されていくきっかけになるかもしれません。
それでも、プロモーションとしてはSNSを通じて多くの人の目に触れたことは間違いなく、大成功だったとも言えるでしょう。
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