2024年夏の参院選で、元衆議院議員の山尾志桜里(やまおしおり)氏が国民民主党から比例代表で出馬することが発表され、大きな波紋を呼んでいます。
彼女をめぐっては、過去の不倫報道や議員パス不正利用の問題が取り沙汰されたこともあり、「なぜ今、あえてこのタイミングで?」という疑問の声も少なくありません。
この記事では、山尾志桜里氏の経歴や炎上の経緯、今回の出馬に至るまでの背景、さらには話題になっている“名前の使い分け”問題まで、徹底的に整理してお伝えします。
山尾志桜里のwikiプロフィールと経歴
引用:中日新聞
- 本名:菅野志桜里(※山尾姓は元夫の苗字、菅野は旧姓)
- 生年月日:1974年7月24日
- 年齢:50歳(※2025年5月現在)
- 出身地:宮城県仙台市
- 学歴:東京大学法学部
- 職業:元検察官であり、現職は弁護士
- 政治活動:2009年 第45回衆議院選挙で民主党から出馬し初当選(愛知7区)
2014年、2017年と計3回の当選経験を持ち、待機児童問題などで注目を集める - 所属政党:国民民主党
過去の炎上経緯|不倫・議員パス問題・妻の自殺報道まで
2017年、山尾氏と弁護士の倉持麟太郎氏との”W不倫”が週刊文春により報道。
その後、倉持氏の元妻が2020年に自殺していたことが明らかになり、山尾氏は沈黙を貫きました。
さらに、議員パスを倉持氏との密会に利用していた疑惑が追及され、2021年には次期衆院選への出馬を見送る形で政界を一時引退しています。
2025年の参院選で再出馬する理由とは?
多くの批判や疑問が渦巻く中、山尾氏は2025年夏の参院選に国民民主党から比例代表として出馬。
実は山尾氏と玉木雄一郎代表は2009年の初当選組で、民主党時代からの“同期”にあたります。
文春によると、山尾氏の擁立には玉木代表の強い思いがあったとされ、山尾氏も周囲に「玉木はXばかり見ている。男女差別だ」と不満を漏らしていたとの証言も。
なぜここまでして擁立されたのか──その背景には“旧民主党同期の絆”が色濃く影響しているようです。
「山尾」名義での出馬理由|名前変更の背景と本人の主張
現在の戸籍名は「菅野志桜里」ですが、今回の出馬では「山尾志桜里」の名で活動を再開。
本人はnoteでその理由を以下のように述べています:
つまり、批判を避けるための“隠し”ではなく、「過去を背負ってでも、もう一度政治家としてやり直す」覚悟の表れだと解釈できます。
ただ一方で、
「別れた夫の苗字を引き続き使うのはいかがなものか」
「元旦那さんどんな気持ちなんだろう…ちょっと理解できない」
といった厳しい声も上がっています。
SNSではインフルエンサーからも、こんな指摘が寄せられています👇
菅野志桜里
山尾志桜里
山尾しおりこれだけ
名前
使い分けながら
政治活動
出来るなら
夫婦別姓
要らないってことで
いいよね?— 井川 意高 サブアカ改め本アカ (@IkawaMototaka) May 15, 2025
玉木代表への批判と党内の温度差
山尾氏の擁立をめぐっては、党内や支持者からも反発の声が上がっています。
玉木さん…俺が玉木さんを応援してたのは
“税金を 正 し く 使ってくれそう”だからなんだよ地球5周分のガソリン代を不正計上し、議員パス使い放題で不倫、こんな税金を悪用してる山尾志桜里が税金を正しく使うわけないじゃん
一緒に笑ってる玉木さんの信用がなくなりました pic.twitter.com/IjTcV2O97r— 憂国の犬好き (@inuinu541698) May 16, 2025
Xでは「なぜ今さら山尾?」「国民民主にがっかりした」との投稿が相次ぎ、記者会見では「玉木代表、舐められてませんか?」と記者からの鋭い指摘も。
これに対して玉木氏は、「比例代表での当選は甘くない。本人の努力次第」としつつも、明確な否定は避ける答弁に終始。
ネット上では「結局かばってる」「説得力に欠ける」など厳しい声が噴出しています。
まとめ|再出馬に潜む人間関係と今後の注目点
今回の山尾志桜里氏の出馬劇は、“政治家の再起”というストーリーにしてはあまりに課題が多く、
今後の国民民主党の支持層にも大きな影響を与える可能性があります。
とはいえ、本人のnoteや会見、背景にある2009年の「同期の絆」など、単なる炎上候補では済まされない“物語性”も含んでおり、
今後の報道やSNSの動向次第ではさらなる話題化が予想されます。
今はまだテレビで大きく取り上げられていませんが、ネット上では既に注目度が急上昇中。
火種は、静かに、しかし確実に燃え広がろうとしています。
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