稲村和美の評判と実績を徹底解説!尼崎市を変えたリーダーの軌跡とは

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稲村和美の評判と実績を徹底解説!尼崎市を変えたリーダーの軌跡とは 気になるニュース

兵庫県知事選に立候補した元尼崎市長の稲村和美さんに注目が集まっています。

初当選した2010年から3期12年間にわたり尼崎市長を務められた稲村和美さんですが、気になるのは「評判」「実績」ですね。その手腕がどれほどのものかという点だと思います。

市長時代の主な実績は、「崖っぷちからの財政再建」「中学校給食スタート・子ども医療費助成・子育て支援センターの拡大」「治安問題の解決」「尼崎市イメージ向上」等々、目を見張る働きがあります。

問題山積だった尼崎市が変貌を遂げたのは間違いなく稲村前市長の尽力・功績が大きいと思われますが、彼女はどんな風に改革をしていったのか?気になりますよね。

そこで今回は稲村和美さんの評判や実績にフォーカスしてみました。

この記事では次の項目を紹介しています ↓

  • 稲村和美さんの評判・USB問題についても解説
  • 尼崎市長時代、どんな実績を残されたのか?
  • 稲村和美さんに対してのSNS上の声

 

なお稲村和美さんについては関連記事もございますのでよかったら合わせてご覧くださいませ! ↓

 

稲村和美さんの評判とは?

稲村和美さんの評判と実績

引用:びじょんネットワーク

  • 氏名 稲村 和美
  • 生年月日 1972年11月10日
  • 年齢 51歳 ※2024年10月現在
  • 出身 大阪生まれ、奈良市育ち
  • 学歴 神戸大学法学部・神戸大学大学院法学研究科修士課程
  • 夫・娘の3人家族。現在も尼崎市に在住
  • 尼崎県議会議員2期を経て、尼崎市長として3期務める

 

稲村和美さんの評判とはどんなものなのでしょうか。

稲村さんが今回兵庫県知事選に出馬するというネットニュースが流れた際、尼崎市民や兵庫県民から彼女に対する評判が鋭く論じられました。

ポジティブな意見もあれば、当然ネガティブなものもあります。その中から多く指摘されているものを抽出してみました。

尼崎市民からは評価する声が多数

尼崎市民からは「市長在任中はしっかり役割を果たしてくれた」という意見が多かったです。 市政と県政という違いはあれど、堅実な行政手腕で兵庫県政を正常化してくれるるのではないか?と、今回の立候補を歓迎する声も高まっています。

尼崎市長選挙では3回当選された稲村和美さんですが、初当選された2010年の時よりも2選、3選の方が得票率が伸びています ↓

2010 2014 2018
得票率 53.48% 74.97% 78.70%

この数字の伸びからも尼崎市民からの評判は良かったことが伺えます。

 

親しみやすい人柄に好感を持つ人も

実際に稲村和美さんと会う機会があった人からは「とても気さくで話やすかった」「和かな笑顔で気持ちよく挨拶をしてくれた」「ママチャリに乗って子供を保育園に届けてから市役所に登庁する姿を何度も見て親近感がわいた」「イベントの挨拶でも自分の言葉で話されていて温かみを感じた」など、親しみやすい人柄を好ましく思っている意見が多く寄せられました。特に女性の方からの評価は高く、子育て・主業業を経験している彼女だからこそ、市民に暮らしに基づいた「生きた県政」ができるのではという声も上がっています。

 

USB紛失問題のイメージは今だ強い

稲谷和美さんが市長時代だった2022年6月、尼崎市民約46万人分の個人情報を含むUSBメモリーが一時紛失するという事件が大きく報道されました。これは業務委託をした『ビプロジー社』の関係者がUSBを入れたかばんを紛失し、約56時間後に見つかったというものです。ニュースは大きく取り上げられ、どうしてもその印象が残っているという意見もみられました。また、市長退任時期とUSB報道の時期が偶然重なった為、人によっては「責任を取って辞めた人」という誤ったイメージを持つ方もいました。(実際は任期満了による退任であり、引責辞任ではありません)

 

USBメモリーを紛失した社員というのは、実際には『ビプロジー社』が再委託をした先の社員でした。許可なくデータをUSBに入れて持ち出し、飲酒後に路上で寝込んでしまいかばんを紛失してしまったのです。そもそも委託業者が再委託することは法律で禁止されており、尼崎市は『ビプロジー社』に損害賠償請求を行っています。

 

<USB問題について会見を開く稲村市長> ↓

稲村市長が責任をとって会見をする姿

引用:神戸新聞NEXT

問題発覚後、尼崎市には多くの苦情がよせられ、稲村市長は期末ボーナス約195万円を全額カットすることを会見で明らかにされました。「市民に対する行政への信頼を大きく失墜させたことに対する反省と、再発防止に向けた強い決意、姿勢を目に見える形で示すため」とされています市長の期末ボーナス全額カットは全国でも前例がないそうです。

 

稲村和美さんの実績・尼崎市長時代に何を残したのか

それでは稲村和美さんが尼崎市長時代にどんな実績を残されたのかについて見てゆきましょう。

主な実績は次のとおりです ↓

  • 財政再建:崖っぷちからの蘇生
  • 子育て政策(中学校給食開始・医療費助成・子育て支援センターの拡大)
  • 治安問題の解決
  • 尼崎市のイメージ向上

それでは一つずつ解説してゆきます!

 

財政再建:崖っぷちからの蘇生

稲村和美さんが市長に就任した2010年当時、尼崎市は財政面で大きな問題を抱えていました。過去の不良債務や市債の増加により、財政健全化が急務となっていたのです。

 

尼崎の財政は企業や工場によるものが多く、バブル崩壊やリーマンショックといった経済情勢に大きく影響を受けるという不安定な状態が長年続いていました。モーターボート(競艇)の収益も大きな柱でしたが、近年急激な落ち込みが続き、社会保障費や公債費といった支出が膨らみ続けるのに対して収支は減少一方とういう悪化の一途をたどっていたのです。北海道夕張市が陥ったような「財政再建団体」都市、つまり破産の一歩手前という厳しいところまで尼崎市は追い込まれていたのです。

 

このような財政課題に向き合う為に稲谷市長がとった戦略は、「50億円」超の構造改革を実施として徹底的にコストの洗い出しです。経済の影響をモロに受けてしまうとう尼崎市の持つ「弱点」を見つめながらも、何が起こっても持続可能な行財政の確立を目指されました。

具体的な項目としては次のとおりです ↓

  • 職員定数の適正化・給与の見直し
  • 市営バス事業の民営化に向けた取組み
  • 公共施設の再配置・統廃合と跡地活用

 

その結果、尼崎市の財政は「赤字」から「歳出・歳入が均衡」というところまで回復してきました。

<平成15年~令和4年の尼崎市財政の収支グラフ> ↓

稲村和美 市長時代の財政改善の実績と評判

引用:尼崎市公式ホームページ

 

これは稲村さんの前市長・白川文さんから続く「尼崎市財政改革プログラム」20年の結果であり、一定の成果はあげられたと言えるでしょう。ただ、尼崎市の借金(公債費)はいまだ莫大なものがあり、類似している他市(西宮市、姫路市)に比べるとまだまだ厳しい経済状態は続いています。

<類似他市との財政収支バランスの比較グラフ>  ↓

稲村和美さんが市長時代に財政再建をしてきた実績と評判

引用:尼崎市公式ホームページ

※青の斜線部分が収入で白と小豆色の合計が支出です。

 

子育て政策:中学校給食開始、医療費助成、支援センターの拡大

2022年1月より尼崎市立の中学校では給食がスタートしました。

アレルギーを持つ生徒には家庭との十分な連携をとりながらサポートするという現代ならではの取り組みも実施されています。

尼崎市の未来を担う子供たちに「栄養バランスの取れた献立」を提供し、食育にも力を注いでゆくという前向きな姿勢が感じられます。

また、厳しい尼崎市の財政状況とバランスを取りながらも、子ども医療費助成の拡充にも取り組まれました。

2022年7月1日より、18 歳までの子供を対象とした入院医療費全額助成(無料化)を開始されました。外来に関しては申請により、保護者の所得金額等の条件が合えば助成を受けることが出来ます。

2024年現在では0歳児~就学前児に関しては所得制限を問わず外来・入院とも無料措置をとられています。

 

子育て支援センターについては市長就任時の2010年には6か所だったところ、退任する2022年には11か所まで拡大させていました。

 

治安問題の解決

戦後の闇市から発展した尼崎市は治安問題が長年の悩みの種でした。

稲村市長は警察とタッグを組みながら「安全に暮らすことができる社会」の実現に取り組んだ結果、治安を乱す団体を排除することに成功されました。

街のイメージの回復には絶対に避けて通れないこの根深い問題をやり遂げた稲村市長の手腕を高く評価する声は多いです。

ご家族共々、尼崎に住んでおられることを考えると普通二の足を踏んでしまいそうですが、背を向けずこの課題をやり切った稲村さんは本当に凄いと思います!

 

尼崎市のイメージ向上

2023年の尼崎市による市民調査(無作為に選ばれた3000人対象)では60.5%の方が「まちのイメージがよくなった」と答えられています。これは調査が始まった2013年(31.8%)の倍近くの数字となっており、その理由としては「駅前周辺の整備を含め、景観が綺麗になった」事が一番多く挙げられていました。

JR尼崎駅周辺は「キューズモール」をはじめとする大型ショッピングセンターが建ち並び、超高層マンションも増えました。

<JR尼崎駅前周辺> ↓

尼崎市駅前周辺 再開発

引用:三菱地所

大阪まで快速で5分というアクセスの良さも人気で、「家賃は大阪より安い」というメリットから若いビジネスマンの移住も増えているようです。

尼崎市といえば労働者の街として有名で比較的ディープな印象がありますが、「 ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞2018in関西」では大阪の本町(2位)、京都の二条(3位)を抑えて堂々の1位に輝くなど、子育て世代にも人気のエリアに生まれ変わりつつあります。

「安心して住める=治安が良くなった」ということですね。

尼崎市が愚直に取り組んできた「街のイメージ向上」「再開発事業での企業誘致」が見事にマッチした結果だと言えるでしょう。

 

稲村和美さんの「評判・実績」についてのSNS 上の声

それではSNS上では稲村和美さんについてどんな声が上がっているのでしょうか?

稲村和美さんが本命なのでは?と考える人も多いようです。これからどんどん候補者が乱立しそうな予感もしますね・・どうなってゆくのでしょうか?兵庫知事選が盛り上がってゆくのは間違いなさそうです。

 

彼女の実績を知る人からは評判が高いようですね。稲村和美さんの事をもっとよく知ってから知事にふさわしいかどうかを判断して欲しいとおっしゃっています。

 

一方、こんな意見もみられました。

本人というより稲村和美さんを応援している顔ぶれがどうなのだろう?という意見。

まだ稲村さんの事をよく知らない層からは、他の候補者たち全てを見極めてから投票先を決めたいと思うのは当然でしょう。

斎藤元彦さんもまだまだ一部で人気があり、兵庫知事選は最後までどうなるか混迷を極めそうです。

稲村新知事誕生なるか?今後の動向に注目してゆきたいと思います!

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