村山卓｜USJ初の生え抜き社長の経歴wikiプロフィール！大学や人柄・CSR活動も紹介

2025年6月1日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）の新社長として村山卓（むらやま・たく）さんが就任されました。

これまで外資系出身の経営陣が続いていたUSJにおいて、開園当初から勤務し続けてきた村山さんは“初の生え抜き社長”として注目を集めています。

就任に際しては、報道各社で経歴や人柄が取り上げられ、「駐車場でのコーン配置が原点だった」と語るエピソードや、従業員への思いや地域貢献への姿勢が話題になっています。

この記事では、USJを支え続けてきた村山卓さんの経歴・学歴（大学・大学院）・人柄・CSR活動の取り組みなどを詳しくまとめてご紹介します。

村山卓のwikiプロフィール・年齢
村山卓の学歴（大学・大学院）
村山卓の経歴・USJでの歩み
1. 経歴の主な流れ
2. キャリアの原点は「駐車場のコーン配置」
CSR活動・人柄・信念について
1. CSRへの強いこだわり
2. 教育と地域への貢献にも注力
まとめ｜村山卓さんのプロフィール・経歴をおさらい
1. 村山卓さんのプロフィールまとめ
2. ポイントまとめ

村山卓のwikiプロフィール・年齢

まずは村山卓さんの基本的なプロフィールからご紹介します▼

氏名：村山卓（むらやま・たく）
生年： 1971年生まれ
年齢：53歳（※2025年6時点）
出身地：東京都
入社年：2000年（USJ開園直前）
現在の役職：ユー・エス・ジェイ代表取締役社長（2025年6月1日就任）
前職：ユー・エス・ジェイ執行役員副社長CMO（2020〜2025）

村山さんは、2000年のUSJ入社以来、パーク運営や人事、マーケティングなど複数の部門を経験し、20年以上にわたり現場の第一線で活躍してきた人物です。

村山卓の学歴（大学・大学院）

村山卓さんは、大学・大学院ともにアメリカで学ばれた経歴を持っています。

■ 学歴一覧

☑️1996年サウスイースト・ミズーリ州立大学政治学部卒業
☑️1999年ウェブスター大学大学院 MBA（経営学修士）取得

ミズーリ州の大学で政治学を学んだ後、MBAを取得しており、当初からビジネス・経営領域への関心が高かったことが伺えます。

大学卒業後は、日本国内ではなく開園前のUSJへジョインするという選択をし、まさに立ち上げメンバーとしてキャリアをスタートさせました。

村山さんは、USJ開業前の2000年に「幹部候補トレーニー」として、米フロリダ州のユニバーサル・パークス＆リゾーツにて研修を受けており、
いきなり日本のUSJに就職したのではなく、“ユニバーサル本社での準備段階からプロジェクトに関わっていた”という経歴を持ちます。

村山卓の経歴・USJでの歩み

村山卓さんは、2000年のUSJ開業準備段階から参加しており、“生え抜き”としては初の社長就任となりました。

経歴の主な流れ

2000年：米フロリダ州ユニバーサル・パークス＆リゾーツで研修開始（幹部候補生）
同年ユー・エス・ジェイ入社（パークオペレーション本部配属）
2002年〜人事本部に異動。社内コミュニケーションや人材育成に従事
2009年〜マーケティング＆セールス部門へ異動し、インバウンドセールスの立ち上げを担当
2012年〜同部門でバイスプレジデントとして戦略を主導
2020年〜執行役員副社長CMOに就任（新型コロナ禍後の事業再建を担当）
2025年6月 USJ社長に就任（生え抜き第1号）

キャリアの原点は「駐車場のコーン配置」

村山さんが初めてUSJで任されたのは「駐車場のコーン配置」でした。

米国での研修初日、「MBAを取得してきたのに…」と葛藤を感じつつも、その作業の意味に気づく瞬間があったそうです。

「どんな仕事にもプロがいて、工夫次第でやりがいに変わる」

この体験が、今でも村山さんの働き方やマネジメントの根幹を支えているといいます。

入社された2000年当時、村山さんは28歳。
幹部候補トレーニーとしてのスタートではあるものの、日本の一般的な新卒入社と比べるとやや遅めの船出だったことが分かります。
だからこそ、最初に配属された“駐車場のコーン配置”という仕事に戸惑いや不安を感じたというのも、無理のない話なのかもしれません。

それでも、そこで得た学びを糧に努力を重ね、あれから25年──。
今やUSJを率いる社長に就任されたのですから、
「駐車場のコーン係が社長になる」というストーリーには、まるで映画のようなロマンがありますよね。

CSR活動・人柄・信念について

村山卓さんは、USJの成長だけでなく「人」や「地域社会」にも深い関心を持ち、経営の中にCSR（社会的責任）を積極的に取り入れています。

CSRとは「Corporate Social Responsibility」の略で、日本語では企業の社会的責任と訳されます。
簡単に言うと、企業が利益を追求するだけでなく、地域社会・環境・教育などにも配慮しながら活動する姿勢のことを指します。
近年では、企業の価値や信頼性を高めるうえでも重要視されています。