片付けられない心理~脳は結構疲れる!めんどくさいを乗り越えよう

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片付いた部屋 ライフ

皆さんは片付けが得意ですか?

急に人が家に来ることになって、あわてふためいた経験はありませんか?

生まれつき、片付けが好きで好きでたまらない人なら、いつでもウェルカム状態なのでしょうね。

でも、そんな人っているのかな?いやいるんでしょう、私は全く違いますが(^-^;

片付けないと、とは思ってるんだけど、日々の生活に追われすぎて、ついつい後回しにしてしまう方、多いんじゃないでしょうか?

そこで今回は、人が片付けられない心理に着目しつつ、ではどうすればよいのかについて探求してゆきたいと思います。

思っている以上に片付けは脳がすごく疲れる作業

脳疲労

これはどうゆうことかというと、片付けをする時、私たちはいるもの、いらないものを仕分ける作業が必ずありますよね。

あれが思いのほか、脳のエネルギーをめちゃくちゃ奪うのです。

これが、赤の他人の物をなんとなく片付けといて、と仕分けするのならそこまで疲れないのです。

「これ、同じもの3つもあるから1つでいいだろう、ポイ」とか。「これは古くなってるからゴミでいいだろう、ポイ」とか、サクサク進むでしょう。

でも、自分の物になると、どんなにしょーもないものでも、それなりに家にくるにあたってのストーリーがあるわけです。

ストーリーといっても「あの時、特売で安かったんだ!」とかも含みます。

人は損失を回避したい生き物ですので、捨てることにハードルがあるのは当然ですね。

だから、仕分けは脳にとっても、ものすごくしんどいものなのです。

何にも置いてないワンルームの部屋の床ふきは、ちょっとのやる気さえあればさっとやれます。

でも、同じ部屋でもごっちゃごっちゃ、物が詰めこまれた状態となると、とても1日で終わりそうもないですよね。途端にめんどくさくなります。

ここで認識しときたいのが、物の管理には私たちの気力体力を一定量奪うという事です。

生きていく上で物は大切です。

でも、自分の管理できる分量を超えた時点で、私たちは疲弊し、片付けする気力までも次第に奪われてゆくものなのです。

ゴミ屋敷に学ぶ事~限界値を超えると人は動けなくなる

掃除

よく、テレビでゴミ屋敷の映像が流れてますよね。

あれを見た時、多くの人が

「なんでこんな事になるまでほっといたの?」という感想を持ちます。

でも、そんなゴミ屋敷も、最初は私たちがやりがちな、

「今日は疲れてるから、片付け明日でいいか・・」だったかもしれません。

そして、先延ばし先延ばしをしているうちに、物が家に入ってくる量は一定でも、外に出す量が少ないため、家がちょっとづつテトリスのように埋もれてくる。

気がついたら足の踏み場もない。

でも疲れてるし、なんとか暮らせてるから、まいっかの繰り返し・・・数年後、立派なゴミ屋敷、誕生!みたいな。

テレビではその後、片付け業者がやってきます。瞬く間に家は片付けられ、大量のごみは持ち出され、ビフォーアフターでこんなに綺麗になりました!と見せてくれます。

あんなに片付けにかたくなだった家主も、あまりの変貌ぶりにありがとうと感謝をのべ、感動のクライマックスで番組は終了。

「ああ、本当に良かった!もう散らかすんじゃないぜ!!」と視聴者は他人事ながら、心をなでおろしますよね。

でも、ここまでのゴミ屋敷ではないとしても、実際の生活の中で、

片付けの気力わかない→放置→小ぶりの山、発生!
ってな事は誰にでもありえる事ですよね。

何が言いたいかというと、手に負えなくなる前に、火は小さいうちに消そうということです。

大きく火が育ってからではそれこそ消防車(片付け業者)を呼ばないといけなくなってしまいます。

いや、呼んでもいいんです。今は安価で丁寧な業者が探せばいくらでもありますから。

人はある臨海点を超えてしまうと、それはそれは大きなエネルギーが必要だという事を脳が判断し、お手上げ状態になる可能性があることを知っておきましょう。

では、どうすればいいのでしょう?

結論:引き出しひとつからはじめよう!魔法なんてない

掃除

ここまで読んで下さったのに、がっかりさせてごめんなさい。

でも本当に魔法はないのです。ひたすら泥臭く片付けにとり組むのみです。

でも、最初に述べた「仕分けは脳のエネルギーをことのほか奪う」事を意識していれば、成功率は高まります。

まずは小さい場所一つにコミットしてちゃんと終わらせましょう

  • 物を出す。
  • もどす所を拭き掃除しておく。
  • いるもの、いらないものに仕分ける。
  • いらないもの→捨てる。
  • いるもの→手入れ→もどす。
  • カテゴリーが同じものが出てくれば、徐々にまとめてゆく。
手入れというのは、汚れていれば拭いたり洗ったり、ほつれていたら縫ったりと、物によっては異なります。
時間のかかりそうなものは、とりあえずBOXにいれといて、あとでやってもいいでしょう。
でも、そのまま放置は無しですよ!
小さいところを成功すると、もう少し大きいところに取り組むモチベーションにもなります。
まどろっこしいですが、小さい成功体験を積むことこそが、脳のいいトレーニングになるのです。
そして、毎日コツコツと取り組むことで、クリアなスペースが増えてゆきますよね。
いつも頭にぶら下がっていた「片付けしなきゃいけないのにしてない」という罪悪感は消え、「私はすでに片付けに取り組んでいるし、できる!」というマインドセットに繋がります。
何日もかけて集められた物たちに、1日でなんとかしようと挑むのは超無謀。
だから脳がフレッシュな状態で、少しづつやるのが一番の近道なのです。そしてやればやるほど楽になってゆきます
あとどうしても判断できないものも、とりあえずBOXに。何日かしてまた判断すればよいのです。

捨てるを目的にしてはいけない

よく、とにかく物を捨てれば幸せになる!みたいな専門家っぽい人もいますが、個人的には賛成できません。
一時的には物の量の落差があるので、なんだかすっとするかもしれません。
ですが、捨てる事が目的になると、どんどん捨てたい病みたいな方向に意識が向き、本末転倒だからです。
「困った時は、また買えばいいじゃない!」という理屈もなんか違う気がします。
あくまでも目的は、部屋を快適な状態に片付け、気持ちよく暮らす事ですよね。
自分が大切なものは、たとえここ2、3年出番がなかったとしても、私は捨てるを選びません。
やみくもに他人軸をとりいれて、後悔しないようにしましょう。自分なりの基準が大切だと思います。
せっかくやる気になったのに、いったいどっちなんだ!!と、突っ込みが入りそうですが(^-^;
要は、他人に踊らされず、自分の片付け道を進んでゆきましょう!という事です

片付けのごほうびは色々あるらしい!その効果とは?

ギフト
なかなかめんどくさい片付けも、こうゆう効果があるらしいと聞けば、がぜんやる気になりますよね。
そこで、ちまたで言われている片付けの効果をまとめてみました。
  • 思考がスッキリし、大切な事に頭がまわるようになる。
  • なぜか体重が落ちる。
  • 無駄遣いがなくなった結果、貯金が増える。
  • 人間関係がクリアになり、新しい出会いがやってくる。
  • 悩んでいた問題の解決の糸口がみつかる。
  • 身体のエネルギー値があがり、元気になる。
  • 新しい事にチャレンジする気力がわいてくる。

なに~!いい事づくめじゃないですか!

これは自分を人体実験としてやらなきゃ損ですよね!

私自身もまた何か発見したら、このブログで発信してゆきたいと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか?まとめると、こんな感じです。

  • 物の仕分け(いるいらない)には脳エネルギーを沢山使う事を自覚しておこう。
  • 物の管理には一定量の気力体力が奪われることを肝に銘じよう。
  • 自分の限界値を超えない!管理出来なくなるまで物を溜め込まない。ただし、捨てる事が目的にはならないで。
  • 小さい所からちゃんと終わらそう!その成功体験の積み重ねこそが、大きい所への片付けへと繋がる。
  • 沢山ある片付けの効果。本当かどうか人体実験してやりましょう!

参考になれば嬉しいです。お互いがんばりましょう(^^♪

最後までお付き合い頂き、ありがとうごさいました!

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