皆さんはやろうと思った事を続けていけるタイプですか?
例えば、ウォーキング、勉強、片付け、早起き等々・・。
お正月に「今年こそ○○をやってやるぞ!」と決意表明したものの、年末の除夜の鐘が鳴るころには
「そんな事言ってたっけな・・」と遠い目になってる、という経験ありませんか? 私はあります、笑。
でも一方で、自分の目標にちゃんとコミットして、結果を出しているうらやましい人もいますよね?
何が違うんだろう・・才能?努力?忍耐?
そこで今回は習慣化について探求してゆこうと思います!
ていうか、タイトルに、もう答えが出てしまっています。
そう、小さく始めるのが一番という事を結局言いたいのです!
でも、脳の性質を知るだけで、いつもの三日坊主パターンを回避できるとしたら・・・
まどろっこしいですが、脳のお話、ちょっと聞いてもらえますか?
そもそも、あなたはすでに習慣化できている
ここで習慣化の定義なんですが、「習慣化=意識しなくても出来る状態」と、とらえてみてください。
というのも、人間が意識出来るキャパって、ある程度決まっていて、無意識化できるものはしとかないと、大変な事になってしまいます。
例えば、歩く事、ご飯を食べる事、歯を磨く事。大半の方は、他の事を考えながらでも、
これらの事は出来てしまいますよね。
もし無意識化ができないと、脳はめっちゃ忙しいです。
「右足、左足、右足、左足。私今、歩いてる~歩いてる~」
「口を開けて、食べ物を噛んで、そう最後はゴクンと飲み込むのよ!」
「歯ブラシを上下に動かし~水ですすいでからの~勢いよく吐き出す」
などと、ず~っと注意深く意識しないといけません。
考えるだけで、ゾッしますよね(>_<)
そうなんです。習慣化する理由、それは脳が楽をする為なんです!
脳は簡単でルーティーンが大好き!でも少しの変化なら受け入れOK
①安定化志向
②可塑性(かそせい)
というものがあり、この二つのがふりこのようにバランスをとっています。
①安定化志向(変わりたくない)
脳は大きな変化=危険ととらえ、緊急事態だ!とアラームを鳴らします。
これは人類が生き延びる為に、必要な要素だったともいえます。
例えば、はるか太古の時代、色んな外敵動物いる中、様々な種族が群れを成して暮らしているとします。
個人的にはBのリーダー好きですよ。
現代ならバリバリに稼ぐベンチャー企業の社長みたいじゃないですか、笑。
でも、あっさり動物に食べられそうなのもB種族ですよね。
なにが言いたいかというと、脳が変化を嫌うのは、人間が生き残るためにDNAに組み込まれた本能だという事です。
②可塑性(少しづつなら変化可能)
でも、面白いのは脳は変化を嫌うといっても、少しの変化なら対応できるんです。これが可塑性といって、ゴムまりのような柔らかさがあり、力をくわえると、どんな形にも変わるいう意味です。
例えば、ある大学生の例を見てみましょう。C君は憧れのカフェのバイトの面接に受かり、念願のを初出勤の日がやってきました。自分がお客さんで来た時には
なんてオシャレな雰囲気なんだ!店員さんもみんな生き生きしてて、かっこいい!めっちゃ楽しそう!
と思って応募しました。が、いざ働いてみると、
C君、今、超人手不足なんだ!いてくれるだけでいいんでやめないで!
そう、人って不思議なもので、最初は無理と思ってても、少しづつの変化には対応可能なんです。順応化ともいいます。
C君の例はちょっと極端かもしれませんが、皆さんも、今までの人生で多かれ少なかれ必ずやっているはずです。
環境や状況に適応してゆける、素晴らしい能力が人間にはそなわっているんですね。
ではどうすればいいの?ベビーステップではじめよう!
お待たせしました!ここからが本題です。大風呂敷を広げたくなる気持ちをぐっと抑えて、
まず、しょーもなっと思えるレベルから始めましょう!
よくあるのが「今日はやる気がおきないからやめておこう」という、あるあるフレーズ。
やる気に頼らくてもできるレベルまで一旦さげましょう!むしろ、やる気に頼ってはいけません。
パソコンの勉強がやりたい事として、やる気がなくてもできる今のレベルは
- 毎日、パソコン本を5ページ読破?…無理ならレベル下げ↓
- 毎日、パソコン本を2ページ読破?…無理ならレベル下げ↓
- 毎日、パソコン本をパラパラ5分間めくってみる?…無理ならレベル下げ↓
要は先ほど言った、危険アラームを鳴らさないレベルから、じわじわ馴染ませるのがポイントなのです。
でも、そのうち「いやいや、もっとやりたいんですけど」と自分に突っ込みが入るようになれば、躊躇せず、レベルを上げていきましょう!
そして、一時的にスペシャルやる気Dayがやってきたら、その波に乗ってみてもいいでしょう。
でも次の日は、また通常運転に戻って、無理のないレベルで続けていくのです。
トリガーを使えば成功率は高まる 時間×場所×道具でルーティンの波に乗ろう!
トリガー(引き金、動作を行うスイッチ)を利用すると、さらに習慣化を助けます。
時間×場所×道具で考えると良いでしょう。
脳のよっこらしょ感を減らすことで、自然と行動に入ってゆきやすいのです。
なるべく脳にストレスを感じさせないのが、続けるコツです!
こうなれたらいいなでモチベーションUP!どんどん活用しよう
先ほど、脳の可塑性について説明しましたが、理想とするゴールの情報を、脳に少しづつ与えてあげると、
「私には無理かも」というマインドから「いや、できるかも」という気持ちになってゆきます。
だから、自分が手に入れたい事を、既に手に入れている人を見たり、考え方に触れたりする事は、いい後押しになります。
相手との差に愕然とするのではなく、上手くモチベーションUPにとりいれれば良いのです。
こうなりたいと自分で目標を書き出したり、到達した姿を想像するのも効果的ですよ♪
まとめ
- ベビーステップで始めて、脳の危険アラームを鳴らさない!
- トリガー(引き金)を利用する。時間×場所×道具
- こうなれたらいいな情報を、脳に与えてあげる
習慣化に成功すると、めんどくさい事→やらなければ気持ち悪い事、に変化してゆきます。
そうなれば、こっちのものです!
そして、まずはあれこれ手を出すのではなく、1種類に絞ってみて下さい。何かひとつ成功体験が生まれると、あとはいくらでも応用可能ですから。
自分のペースで頑張ってください。私も今年はいい除夜の鐘が聞けるよう、頑張ります(*^_^*)
最後までお付き合い頂き、ありがとうごさいました!
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